ウッドデッキ or タイルデッキ
マイホームを建てる際、お庭に広いデッキスペースが欲しいと思われる方も多いかと思います。
デッキがあることで、見た目のデザイン性であったり楽しむ空間であったり、暮らす上での実用性も兼ね備えています。
お子様のいるご家庭は、公園代わりとして使う人も多いそうです。室内からお子さんが遊んでいる様子を見ることが出来るので、安全で安心できますよね。
最近では、リビングと一体化させた「アウトドアリビング」を楽しめるデッキも人気です。
そんな、幅広い使い方ができるデッキは、ウッドデッキとタイルデッキの2種類があります。
今回は2つのデッキの特徴についてまとめてみたいと思います。
ウッドデッキ
ウッドデッキは人工木と天然木の2種類あります。
人工木の特徴
人工木のウッドデッキは、劣化のスピードが天然木タイプよりも遅いため近年人気を集めています。
特別なお手入れ等不要で、製品にもよりますが耐用年数も15年ほどあります。
湿気からカビの心配はありますが、腐りにくく、天然木と比べると手入れの手間がかからないのでおすすめです。
天然木の特徴
本物の木を使用した天然木ウッドデッキは、一つとして同じ木目模様がなく、人工的に作られた製品と違い自然な色合いと温もりを感じることができます。耐久性の高さに関しては、人工木の方に軍配が上がります。
天然木のウッドデッキは、使用状況や設置環境によって異なってきますが、人工木と比較すると劣化は早く、数年で色褪せや一部取り換えが必要になる場合もあります。
天然木デッキを長く使い続けるには、定期的な手入れ(掃除や再塗装など)が必要になってきますが、木自体の加工性は高いので、手入れさえしっかりと行えば長く使うことも可能です。独特の風合い変化が魅力の一つで、現在でも多くのユーザーに利用されています。
安全性
天然木は、劣化が進むとささくれができたりすることがあるので注意が必要です。
価格
ウッドデッキは、現在では比較的低価格帯から揃っていますが、天然木の場合、劣化を抑えるための防虫材や塗料など定期的なメンテナンス費用もかかるので、設置状況に合わせて、見た目だけでなく、ランニングコストなどを含めて総合的に考える必要があります。
タイルデッキ
タイルデッキはモダンな印象で、高級感のある仕上がりになります。
ウッドデッキは木調カラーが基本ですが、タイルデッキは明るいカラーでお庭に明るい印象を与えてくれたり、石調デザインでシックな装いも楽しめます。
大きめのタイル目地にすることで、広々とした空間を演出することも可能です。
お子さんが遊んでも、タイルであればささくれの心配がなく安心な点も嬉しいポイントです。
ただし、濡れた状態のままだと滑りやすかったり、日光の照り返しが思いのほかきついなど、設置環境をよく考えて導入することをおすすめします。
2種類のデッキのメンテナンス性
劣化のしづらさやお手入れの手軽さを選ぶのであればタイルデッキもしくは人工木のウッドデッキがおすすめです。毎日のお手入れ等を気にすることなく、半永久的に利用が可能です。