野鳥を呼ぶお庭をつくろう!
冬から春にかけて、お庭で野鳥が見られるかもしれません。寒き時期は山に食べ物が少なくなるため、野鳥が山から下りてくる時期なのでお庭に可愛い小鳥たちをお庭に呼ぶことができるのです。
今回は野鳥を呼ぶお庭づくりについてご紹介します。
赤い実のなる木や草を植える
実のなる木は人気です。赤い実のなる木や草を植えることで鳥は来やすくなります。鳥かごなどを設置すると大喜びしてきてくれるかもしれません。
巣箱の設置
お庭に巣箱を設置することで、巣箱を利用して巣をつくります。巣箱は来てほしい鳥の大きさに合ったサイズや穴を選ぶことで、呼び分けることができると言われています。猫などから避けるため、2m以上の高さに設置するのがおすすめです。
注意点としては、金属は避けること。樹皮がついているような自然素材の巣箱が野鳥の好みです。
餌を置いておく
冬になると、虫や植物の活動が弱まる時期ですので、野鳥たちは餌探しに苦労しています。なので、餌を置くことで鳥を集めることが出来ます。
例えば、ミカンなどの柑橘類は、メジロやヒヨドリなど密を好む鳥の好物です。ミカンを割って枝などに差しておくとよいでしょう。また、鳥たちはナッツも好物なので、高い位置にお皿の上にナッツをくだいておくのもおすすめです。
★おすすめ:ミカン・リンゴ・柿などの果実類 ナッツ類・栗・ヒエなどの市販されている鳥の餌
水場をつくる
鳥は水浴びが大好きです。お庭に水場を作れば、鳥たちは喜んで遊びにきてくれるでしょう。水場は季節問わずに設置し、容器に2㎝ほど浅めに水を溜めておく感じで大丈夫です。水場をつくることで、鳥たちが庭に来てくれる可能性が高くなります。
注意点
①カラス対策
巣箱などを設置すると、カラスも来てしまうことがあります。カラスは雛を襲う厄介者なので「テグス」を使用し対策を行うことをおすすめします。パイプや木などを支柱にし、約80㎝感覚で何本か張ると効果的です。
80㎝というのは、大体カラスが羽を広げたくらいの感覚なので、小さい野鳥はすり抜けることができるのです。
②ガーデンウォッチングをするコツ
近くまで見に行かないことです。野鳥は人の気配がする場所ですと、来てくれなくなります。なので、お庭に野鳥が来ても、できるだけ近寄らず遠くから眺めてあげてください。
③カラスなどの大きな鳥を寄せ付けない
小さな小鳥は大きなカラスなどを怖がるので、大きな鳥が寄ってくるような餌の置き方は避けるといいでしょう。
おうち時間を過ごす中で、新たな趣味として、「バードウォッチング」はいかがでしょうか?
大自然の中でなく、住宅でも多く野鳥を観察できることは、癒しになり楽しそうですね。今回の記事を参考にし、お家のお庭に野鳥を呼んで「ガーデンバードウォッチング」を楽しんでみてください。