サンルーム&テラス囲いで後悔しないためのポイントと失敗例

サンルーム&テラス囲いは、天候を気にせず活用できるスペースとして、洗濯物を干すことはもちろん、読書をしたり、ペットの遊び場として利用したりと、ライフスタイルに合わせて様々な活用方法ができる人気の外構アイテムです。
今回は、そんな外構アイテムの設置で後悔しないためのポイントを、失敗例を挙げながら解説していきます。設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
サンルーム&テラス囲いの設置前に知っておきたい失敗例
ここでは、サンルーム&テラス囲い設置で後悔しないために、設置前に知っておきたい失敗例をご紹介していきます。意外と陥りがちな3つの失敗例について触れていきますので、事前に確認しておきましょう。


洗濯物が思ったより乾きにくい
サンルームやテラス囲い設置後に後悔した1つ目の例として、「洗濯物が乾きづらい」といった失敗例が挙げられます。
サンルーム等の活用例として「洗濯物を干すためのスペース」として考える人は非常に多く、いわゆるランドリールームとして快適に使いたいものの「思ったより乾いていない」と後悔されているケースがあります。
サンルーム&テラス囲いの設置場所を誤ってしまうと、洗濯物を干す時間帯によっては太陽光が届きにくくかったり、曇りや雨の日に室内の湿度が高く、ほとんど乾いていないなど不満を感じてしまうケースもあります。
こうした事態にならないためにも、設置予定場所の方角や日当たり具合を検証し、その上で、天気の良くない日でも乾きやすくするための換気や風の通り道を作ることも大切です。
周囲からの視線が気になる
次に、周囲からの視線が気になってしまう失敗例についてご紹介します。
こちらもサンルームの設置でありがちな失敗例ですが、サンルームの室内が外から丸見えになってしまい、視線が気になり使用する際に抵抗を感じてしまうケースがあります。
この場合、気兼ねなく洗濯物を干したり、くつろぎスペースとして活用するためにも日当たり具合を確保しつつも、視線をスマートに遮る工夫が必要になります。
外構業者へ相談をした上で設置する際は、色々な方法で対処する事例ではありますが、DIYなどで簡易的なテラススペースを作った際に起こりがちな失敗例なため注意が必要です。
思ったよりもメンテナンスが面倒
3つ目は、メンテナンスが面倒に感じてしまった事例です。
この事例は、設置後に気が付く方も多いのですが、サンルームやテラス囲いは、屋根や側面がガラスやポリカーボネートでできています。そのためホコリや汚れが溜まりやすい場所では、どうしても汚れが目に付くので定期的なケアが必要になります。
また、付帯トラブルとして、紫外線などによる経年劣化や排水経路にゴミが溜まることで、テラス等と建物の隙間から雨水が侵入したり、台風などの強風時に飛来物でガラス面を破損することもあります。日頃から目視による点検や設置個所の周辺環境にも目を配るようにしておきましょう。
サンルーム&テラス囲い設置で後悔しないためのポイント
ここからは、サンルーム&テラス囲い設置で後悔しないためのポイントについて解説していきます。設置後に後悔することがないようにチェックしておきましょう。


除湿の方法を考えておく
まず、サンルーム&テラス囲いで後悔しないために大切なポイントとして、除湿方法を考えておくという点が挙げられます。
意外と見逃しがちなポイントなのですが、たとえ日当たりが良くても、湿度が高い場所や季節次第では洗濯物が乾きにくい場合があります。
そうした際は、適切な換気やサーキュレーターの活用、また除湿機などを設置することで改善することができます。
軽く空気を循環させてあげるだけでも、湿気が多い時期の洗濯物をスムーズに乾かすことができるようになるので、しっかり湿気対策することをおすすめします。
夏の暑さや冬の寒さ対策をする
次に、夏の暑さや冬の寒さの対策です。
サンルーム&テラス囲いの使用用途にもよりますが、温度対策を想定することで便利に活用することができるようになります。
仮にくつろげるスペースとして使用する場合、夏の暑さ対策として熱線をカットする屋根材を用いたり、遮熱カーテンなどを利用することで対策することができます。
冬の寒さ対策としては、防寒カーテンや断熱フィルムを使用したりすることで、朝夕の寒さが和らぎます。
どの季節でも快適にサンルーム等を使えるようにするためにも、設置時に日当たりをチェックすることはもちろん、用途に合わせた暑さ・寒さ対策も視野に入れておきましょう。
適度な目隠しを検討する
ガラス張りのサンルーム&テラス囲いでは、周囲から丸見えの状態が気になる方も少なくありません。
そんな場合には、部分的に曇りガラス調の仕様にしたり、オプションの目隠しパネルを設置することで簡易的な対策が可能です。
また、外構工事として周囲に目隠しフェンスを取り付けたり、防犯面も気になる場合は、窓に防犯フィルムを貼り付けるなどの対策を行う方法もあります。
生活動線を考えて設置する
サンルーム&テラス囲いを設置する際は、動線を考えて設置する点も大切です。
例えば、洗濯物を干す用途をメインとする場合、洗濯機や脱衣所との距離が近いほうが何かと便利です。
また、くつろげる空間として活用する場合は、キッチンやリビングから近いほうが使い勝手が良いでしょう。
住居構造にもよりますが、設置目的を想定した場所選びも満足度を高めるポイントです。
手軽に設置できる「テラス屋根」という選択肢も
サンルームやテラス囲いは魅力的だけど、「大がかりな工事は避けたい」「費用を抑えたい」とお考えの方におすすめなのがテラス屋根の設置です。
テラス屋根は、後付けがしやすく工期も比較的短いため、手軽に雨よけや日除けの機能をプラスできます。洗濯物を干すスペースを確保したい、ちょっとした日除けスペースを確保したいといった目的にぴったりです。
ただし、設置場所や屋根材の選び方を誤ると、風や雪の影響を受けやすかったり、紫外線対策が不十分だったりすることもあります。後悔しないためには、使用目的や敷地条件に合った製品選びが重要です。テラス屋根を検討する際は、外構業者に相談しながら、慎重に製品選びをするようにしましょう。




リクシル『サニージュ』ほか人気のテラス囲い商品ご紹介
サンルームやテラス囲いを設置検討の際、大変なのが商品選びです。「リクシル」「YKK AP」「三協アルミ」など主要エクステリアメーカーから様々なタイプの商品が展開されており、どれを選んでいいか迷われる方も多いかと思います。ここでは、各メーカーから販売されている人気のテラス囲いとガーデンルームをご紹介します。

洗濯物を乾きやすくする、効率良く風を採り込む独自の開口仕様。雨・花粉・時間・季節に関わらず、物干し空間の快適性を大幅に向上させるテラス囲いです。

小さなスペースや空きスペースにも無駄なく屋根や囲いをつけて、敷地を有効に最大限に活用できるソラリア。ドレスアップでガーデンルームにも変更可能です。

業界トップクラスの竿掛けアイテム数を誇るテラス囲いです。洗濯物干しに必要な通風・換気機能がとても充実しており、洗濯物が多いご家庭におすすめです。

開口部を折戸にしたり、見せたくない部分を腰壁にしたりと、ライフスタイルに合わせて組み合わせ可能なガーデンルームです。多機能な使い方が楽しめます。
サンルーム&テラス囲い設置で後悔しないために
今回は、サンルーム&テラス囲いで後悔しないために知っておくべき注意点や失敗例について、具体例を挙げつつ解説をしてきました。
サンルームやテラス囲いは、適切な場所へ適切な工事を行い設置することで、とても快適に活用することができる便利なエクステリアアイテムです。
設置後に後悔しないためにも、設置でお悩みの際は外構業者に一度相談することをおすすめします。
ガーテリアでも、サンルーム&テラス囲い工事を行っていますので、新築外構や庭リフォームで設置をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。