物置の設置について
新築を建てるときに、物置の設置を考える人も多いのではないでしょうか。物置の設置は、購入してただ置くだけというイメージがあるかと思いますが、実際は専門業者による施工工事が必要になることが多いです。今回は、物置についてまとめてみました。
物置は適切な設置をしないと危ない
物置はただ置くだけですと、地震や台風の時に転倒等する恐れがあります。それを防止するために、設置場所により、「転倒防止工事」や柔らかい地面を固める「転圧工事」などが必要になってきます。
一般の人が設置することもできますが、安全面や耐用年数の面でも問題が出る恐れがあるため、専門業者へ依頼してもらうことをおすすめします。
物置の設置までをDIYをしようと考えている人へ
物置は本体の組み立てから、転倒防止の工事、設置までを自分でDIYを行うこともできます。しかし、物置を置く場所の基礎工事、アンカープレートの取付け、基礎ブロックの購入など、物置ひとつでやらないといけないことがたくさんあります。まず何を準備しないといけないのかを調べ、材料の購入などとても労力と時間がかかります。普段DIYに慣れている方でも物置の設置は大変な作業になるかと思います。作業をする前に、自分でもできるのかをしっかりと調べたうえでDIYに挑戦してみることをおすすめします!
物置をネットショップで購入するメリット・デメリット
ネットショップで購入すると価格がお値打ちなのがメリットではないでしょうか。しかし、購入前に実物を見ることが出来なかったり、設置する場所に置けるかの確認を自分でしなければなりません。また、転倒防止などの工事を自分で行うか別に依頼する必要があるため、そこがデメリットになります。
物置の設置するときに考える手順
①物置の設置する場所の確保
例えば外構工事が終わってから、物置の設置を考えた場合、何かを撤去しないと設置できないということになりかねません。ですので、外構工事を始めるときに決めておくとよいでしょう。
②物置に何を収納したいのか、そして物置のサイズ・カラーを決める
収納したいものによって、物置の設置の位置・サイズ等を決めていきます。
③マスや配管などで物置を設置できない場所の位置を把握しておく
配管が通っていたり、排水マスがあったりなどで、物置の設置が出来ない場所があります。物置の設置場所はあらかじめ決めておきましょう。
お庭に物置があるメリット
お庭に物置を設置することによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?一戸建てを持っている人のほとんどの方が設置しているかと思います。安い買い物ではないですが、物置があることで収納力があがります。年に数回しか使用しないものは物置に収納してしまえば、家は綺麗になるでしょう。
では、みなさんどのようなものを物置に収納しているのでしょうか?いくつかあげてみました。
・掃除道具
・自転車
・芝刈り機
・趣味のもの
・車用品
・ガーデニング用品
・防災用品
このように、あげてみるとたくさんあります。お庭で使うものを収納できる物置が外にあると、利便性もよくとても良いですね。この他にも、室内に置いておくと場所を取ってしまうものなど一時保管にもなるのが嬉しいポイントです。
物置を置くデメリット
家のデザイン
家の外観をこだわった場合、物置をおくことで家全体の外観の印象が変わってしまうことがあります。物置でも色々なデザインがありますので、家の外観にあった物置を選んでいただくことをおすすめします。また、家の雰囲気を壊さないために、裏庭などのあまり人目につかない場所へ設置を行うとよいでしょう。
価格が高い
物置は本体の購入以外にも費用が結構掛かってきます。組立の費用、転倒防止工事費用等です。
断捨離などで物を極力減らすことは大切ですが、やっぱり大きな物置があると安心感があるのではないでしょうか?不要なものをため込む場所にはならないように、1年過ぎても使わなかったら捨てるなどルールを決めておくとよいかもしれません。
物置は長く使うものなので、事前にしっかりと費用、デザイン、大きさ、設置場所などを確認して、使い勝手のよい便利な物置を設置してみてください!