必要最低限行いたい新築外構アレコレ
マイホームを建てる時、どのようなお庭にしようかワクワクしますよね。
マイホームをせっかく買ったのだから、素敵な外構にしたいと思うのではないでしょうか。
しかし、家にお金をたくさんかけてしまい、外構にかける費用があまり余っていないという人も多いかと思います。
今回は、最低限必要だと思うお庭の工事をまとめてみました。
最低限必要なお庭をつくろうと思っている方へのポイント等もお伝えしたいと思います。
大切な外構業者選び
まず、最初の入り口となる外構工事の「業者選び」はとても大切なポイントです。
基本的にハウスメーカーの営業担当者は、家の建物のことは理解していますが、外構工事についてはほとんど知らないのが実情です。
家のプロではありますが、外構の知識は不十分なので、新築の外構はいくらですか?と質問すると、安ければ契約してもらえると思い「費用は大体150万円ほど」と少ない金額で伝えるケースが多くあります。
150万円でできる外構は、土地の広さや仕様によってまちまちなので、提示された金額に惑わされずに、何がどれだけ含まれていてその金額なのかをしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、依頼する際に、すべての工事項目で値切ろうとする方がみえますが、あまりおすすめできません。
家電等と違い外構は、契約後に外構職人さんの腕一つで作られていきます。
業者によっては、金額が下がった分何かで埋め合わせしなければならないため、職人の質を落としたり、工期を短くするなどして仕上がりが基準以下になるケースがあります。
地震や台風などの災害発生時に、倒壊等で明るみになる場合もあるので、後悔しないためにも品質保証を含めた業者選びをするように心がけましょう。
最低限やっておくと良い新築外構例
①駐車場・土間コンクリート
車を使用する方であれば、駐車場部分は最低限必要になってくるかと思います。
土のままの場合、雨の日に車のタイヤや靴の裏などが泥だらけになってしまいます。
土間コンクリートにすることで、雨の日でも靴や車の汚れを気にすることがなくなります。
また、コンクリートは耐久性があるので、一度施工してしまえばメンテナンスはほとんど必要ありません。
施工費用が他に比べ高いですが、最初に駐車場をコンクリート化しておくメリットは非常に高く、後悔することは少ないでしょう。
どうしても予算的に難しい場合は、車の乗る箇所だけコンクリートにし他の部分を砂利にすることで、多少予算を削ることができます。
②アプローチ
新築で外構を作る際に、アプローチをつくることはとても大切です。
アプローチをつくっておかないと、駐車場同様、靴や玄関も汚れてしまいます。
また、ポスト・インターホン・表札等がないと郵便を配達する人や知人が訪ねてくる際にとても不便です。
そこでおすすめなのが、表札・ポスト・インターフォン全てが一体になった機能型門柱です。
機能が揃っており、価格的にも魅力なためコストを抑えたい方にはおすすめです。
少ない予算でもお洒落なアプローチにすることができますので、様々な情報を集めて、予算の中でいかに素敵なアプローチがつくれるかを業者と一緒に考えてみてください。
③雑草対策
お庭や砂利スペースがあることで、一番大変なのが雑草処理だと思います。
せっかくおしゃれな外構をつくっても、手入れが行き届いていなければ、荒れ地状態になってしまいます。
雑草処理をしても春から夏にかけてはすぐに生えてくるので、対策をしない限り一生続きます。
コンクリートや人工芝、防草シートを敷くなど様々な方法があるので、対策を事前に取っておくことをおすすめします。
まめに雑草処理を頑張れる人や、先々コンクリート工事等をしようと考えている人以外は、新築外構の際に雑草対策について考えてみてください。
今回は、新築外構で最低限行っておくと良いものを、限定して3つあげさせていただきました。
必要最低限ですので、これだけでは不便と感じる方も多いかと思います。
ご家庭ごとの予算内で、いかに素敵な外構を作れるかを考え、楽しみながら外構づくりを進めてみてください。
こちらで外構工事の費用の目安や失敗しない新築外構工事のポイントを紹介しています。
記事を参考にしながら、優先順位をつけて素敵な外構を実現してみてください。