子供が安全に遊べる庭づくり
前回のブログでは子供のお庭での楽しみ方についてお話させていただきました。
子どもが遊ぶ庭づくりを考えるうえで大切になってくるのは、安全ですよね。
今回は、子供がお庭で遊ぶにあたり、怪我などから守れるお庭づくりについてまとめてみました。
芝生を敷く
人工芝や天然芝を敷くことによって、砂利や土に比べて芝生はクッション性が高いため転んだりした時のダメージを和らげることができます。
メインとなる主庭だけでも、芝生を敷くと安心できるかと思います。
クローズド外構にする
子供がお庭で遊んでいて1番心配なのは、道路への飛び出しではないでしょうか?
遊ぶのに夢中になり道路へ飛び出す危険性があります。
なので、飛び出しを防止するために塀やフェンスで囲い「クローズド外構」にすれば、そういった不安も解消できると思います。
フェンスで囲うだけで安全性はグッとアップします。
もし、子供を庭で遊ばせることを目的としていれば、とても大事になってくるかと思います。
リビングから目の届くエリアの場所を設ける
リビングの窓からでも、お子さんが遊んでいる様子を見守ることができるととても安心かと思います。
例えば、リビングの延長線上にウッドデッキやタイルデッキを設置し、そこでお子さんに遊んでもらえば、家事をしながら遊んでいる様子を見守る事ができるでしょう。
子供が安全に遊べるウッドデッキにするには、いくつかポイントをおさえておく必要があります。
主なポイントをまとめてみました。
おもちゃを置ける広さを設ける
ウッドデッキの上で、ビニールプールや大型のおもちゃを設置したりして、遊ばせてあげたいと考えている人は多いのではないでしょうか?そのようなものを置きたい場合、最低でも2~3畳の広さのウッドデッキを作ることをおすすめします。走り回ったりする元気なお子様の場合、6畳ほどの広さがあった方が安心できるかと思います。
ウッドデッキ素材の耐水性は?
ウッドデッキは屋根などをつけない場合、雨ざらしです。また、ビニールプールなどで頻繁に水浸しにしていると、耐水性の低いウッドデッキはカビなどが発生して傷んでしまいます。
耐水性に優れている素材のものを探すようにするといいでしょう。
段差をなくす
部屋とウッドデッキの間に段差があると、子供が転んで怪我をする可能性があります。子供が遊ぶウッドデッキを作る場合は、フラットレールの掃き出し窓を設けることをおすすめします。
人工木のウッドデッキにする
天然木のウッドデッキは本物の風合いが魅力ではありますが、ささくれやとげがあり、子供が怪我をしてしまう可能性があります。人工木のウッドデッキであれば、ささくれやとげがなく安心してお子様を遊ばせる事ができるのでおすすめです。
ソフトウッドタイプの天然木ウッドデッキはメンテナンスが必要です。耐久性の高い人工木ウッドデッキを使っていれば、大きな手入れは必要なくなります。
ウッドデッキをただ設置しただけでは、子供が安全に楽しく遊ぶことは難しいです。子供目線で考え、安全に配慮した製品を選び、こまめにメンテナンスをしていただくことをおすすめします。お子様が楽しく遊べるウッドデッキをお庭に設置してみてはいかがでしょうか?
お庭は暮らしの質を高めるためにとても重要な部分です。安全面・機能面・デザイン面どれも大事にし、満足のいく外構づくりができるといいですね! 子供を安心して遊ばせられるお庭づくりの際は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。