植物の水やりはここに気を付けて~お庭~
お庭で植物を育てていますか?
お花などを育てるにあたり、水やりはお手入れの基本ですが、毎日水やりをしても、植物を枯らしてしまうことがあると思います。
一見簡単そうにみえる水やりですが、結構奥が深いのです。
植物にとってお水は人間でいうとご飯のようなもので、必要な時期に必要な分だけ与えなくてはいけません。
そこで今回は、水やりのコツをご紹介します。
水やりの役割
植物は、光合成をして育ち、80%~90%が水分でできており、水分がないと枯れてしまいますので、水やりをしてその水分を補充する役割を担っています。
夏の水やり
水やりは大体朝の涼しい時間帯に済ませる事が多いかと思いますが、暑い夏は朝にたくさん水をあげても、夕方には土が乾いてしまう事があるので、夕方にも水やりをしてあげて下さい。
お昼になると花が萎えてきて水やりしないとと思われる方も多いかと思いますが、暑い時間帯に水をあげる事により、熱湯に変わってしまい、植物に大きなダメージを与えてしまうの事があるので要注意です!
水やりのコツ
水やりのコツで一番大事なのは、土が乾いてからあげることです。
土の表面が乾いているかどうかは、見ただけでは分かりにくいのもありますので、土を触ってみるのがおすすめです。
土がさらっとしていれば乾いているサインなので、水をたっぷりあげてください!
1回の水やりはたくさんあげよう!
水やりをする時は鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげることが大事です。
水の量が少ないと、水が全体に染み込まず根まで届きません。
水やりを行う時は、植物の上からではなく、枝や花を抑えながら根本の土へたくさん水をあげて下さい。
ジョウロやホースの先をシャワーにしている場合は注意が必要です。
水をたっぷりあげているつもりでも、葉に遮られ根本まで水が届いていないことがあります。
水やりの時間帯
水やりの1番ベストな時間帯は朝です。
植物は太陽の光を浴びて光合成を行っています。
光合成には水が必要で、植物は葉から水分を蒸発させ、根から水を吸いあげます。
そのため、植物が水を必要とする時間帯の朝のうちに水をあげ、夜には乾いた状態になるのが1番ベストです。
朝にどうしても水やりが難しい場合は、夕方の水やりでも問題はありませんが、夜に水やりを行うことはおすすめしません。
葉が濡れたままになると病害虫が繁殖しやすくなるためです。