敷地の高低差がある土地
新築を建てる際にまず土地探しをしなければなりません。高低差のある土地もあるでしょう。高低差のある土地は平均に比べて価格が安いことが多いです。
今回は、高低差がある土地に住宅を建てることのメリット・デメリット等をご紹介したいと思います。これから、土地探しを始められる方は参考にしてみてください。
高低差がある土地のメリット
高低差がある土地の価格は平均に比べて安い
高低差がある土地は、価格が比較的に安い傾向があります。
デザイン性のあるおしゃれな家にしやすい
平地ではできないような、高低差を活かしたデザインができるなどのメリットがあります。
水害をうけにくい
他の土地よりも高い位置にある土地は冠水に強く、傾斜があり高い土地に住んでいることは大きいメリットになるでしょう。
プライバシーを保ちやすい
高低差のある土地に家を建てた場合、周囲からの視線が感じにくい建物となるのでプライバシーを保ちやすいです。
高低差がある土地のデメリット
高低差がある土地は、比較的土地の価格が安い傾向ですが、家の建築費用が高くなりやすいです。家を建てる前の造成工事が必要になってくるためです。また、高低差があるとバリアフリー化にしにくいことがあり、将来など高齢になったときに住みにくくなってしまうかもしれません。
高低差がある土地は、安く感じますが、家を建築するときの造成工事などで費用かかかり、実際は結構な費用がかかってしまうこともよくあるので、注意した方がよいポイントです!
高低差がある土地はどのような工事が必要?
造成工事
建物を建てるための土地を整備して強固な土台を作る工事のことです。整地や伐採・伐根、地盤改良などを行い、土地をならし建物の安全性を高めるために行われます。
土留めや擁壁などの外構工事
土留めは盛土やがけが崩れないようにコンクリート等で土を留めること、擁壁とは基礎が崩れないよう壁をつくることです。
高低差のある土地の活かし方
斜面を垂直のコンクリート擁壁にする
斜面を有効活用する方法として、コンクリートブロックやコンクリート打ちによる擁壁がありコンクリートは、垂直に土地を造成することができるため、敷地内の平らな部分の面積を最大限に有効活用できます。
高低差が低い場合にはブロックを使用することがありますが、高さがある場合にはコンクリート打ちの擁壁が求められています。
斜面へ芝生を敷く
斜面を活かし、そこをへ芝生を敷く方法もございます。全体に緑が広がり、優しい雰囲気のお庭にすることができます。
また、コンクリートで固めないことで、将来リフォームを行いたいとなった際に時間やコストを抑えることができます。
デッキで高低差の解消
窓に隣接した部分になりますが、デッキの設置で高低差を解消することもできます。
高低差のある土地は、別除費用が発生するのが一般的です。
高低差のある土地は、上手に活用しその特性を理解し快適な空間を手に入れてください。