花壇をつくるときのポイント
お庭に花壇をつくりたいと考えているけれど、設置方法や配置について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、花壇をつくる際のポイントをご紹介したいと思います。
花壇は「魅せる」と「楽しむ」
住まいの印象を引き立てる「魅せる花壇」
訪れる人が最初に目にする門や玄関のアプローチに、素敵な花壇があると、そこに咲く花や季節感あふれる植物が心を和ませてくれます。
花壇に植えられた花やそのレイアウトからは、センスの良さが伝わってきます。また、手入れが行き届いた花壇は、その住んでいる人の美しさや暮らしを大切にしている印象を感じられるでしょう。
自由に楽しむ「お庭の花壇」
一方で、お庭の中につくる花壇は、見たり育てたりしながら、自分の好みに合わせて植物を選び、季節の移り変わりや成長の過程を楽しむことができます。また、ネギやハーブ、プチトマトなどを植えて家庭菜園としても活用できるのも楽しみの1つです。
DIYでの花壇づくり
DIYで花壇を作るにはどうすればいいのでしょうか?お庭に花壇を自作する際、手軽に取り入れられる方法として、ホームセンターやオンラインショップで手に入る「花壇材」を活用することをおすすめします。
花壇材:ガーデンエッジ
「ガーデンエッジ」は、花壇や庭の境界をはっきりさせ、整った印象を与えるために使用される道具です。地面に埋め込むことで、植栽エリアを美しく分けることができます。
花壇材:ブロック
「花壇ブロック」は、花壇や庭を形成する際に使われる建材で、ブロックを並べたり積み重ねたりすることで簡単に花壇を作ることができます。自分の好みの形やサイズの花壇を自由にデザインすることが可能です。
花壇づくりのポイント
①花壇の設置場所
日当たりや風通しを考慮して、植物が育ちやすい場所を選びましょう。季節ごとの陽当たりの変化にも注意が必要です。
②花壇の形とサイズ
家の外観や庭のスタイルに合った形状(四角形、円形、自由形など)を選び、サイズも考慮します。バランスを考えたデザインが大切です。
③土壌の準備
良質な土壌を用意し、必要に応じて有機肥料や堆肥を混ぜ込みます。排水性や栄養分を確認することが大切です。
④植物の選定
色や形、高さが異なる植物を組み合わせることで、視覚的に楽しめる花壇が作れます。成長の高さや開花時期を考慮して配置しましょう。
⑤メンテナンス計画
定期的な手入れ(剪定、除草、水やり)を計画し、手間がかからないように工夫します。植え付け時にメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
⑥装飾の工夫
ガーデンエッジやオーナメント、ウッドデッキなどを取り入れることで、花壇を引き立てることができます。ここで個性を出してみましょう。
⑦季節ごとの変化を楽しむ
季節ごとに花が変わるような計画を立てると、四季折々の変化を楽しめます。常緑植物や冬花も取り入れると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?プロの職人に花壇作りを依頼すれば、手間賃が発生しますが、モルタルやコンクリートを使用してしっかりと花壇材を固定できるため、強度と耐久性に優れた花壇を設置することができます。
また、施工時間が短く、美しい仕上がりが期待できるのも大きな魅力です。一方で、DIYに挑戦して自分の手で花壇を作る楽しみもあります。どちらの方法にもそれぞれの魅力がありますので、ぜひ自分に合った方法を選んで、素敵な花壇をお庭につくってみてください。