外構工事失敗例から学ぼう
外構工事は、事前にしっかりと計画ができていないと、場合によっては後悔につながるケースがあります。決して安い費用でもないので、工事後に後悔してしまっても手遅れになってしまいます。
そのため、事前にできるだけ多くの失敗例を参考にし、外構工事の計画を進めていただくことをおすすめします。
今回は、いくつかの外構工事の失敗事例をまとめてみましたので参考にしてみてください。
芝生を人工芝にすればよかった
憧れだった天然芝を敷いて、後から人工芝にすればよかったと後悔する方が多いです。
天然芝は、雑草処理などの手入れを継続して行う必要があり、楽しみながらできる人はいいですが、手入れが大変と感じる方には、景観も悪化しストレスに感じてしまいます。
手入れの必要がなく、芝の雰囲気を楽しみたい方には、人工芝が最適です。一年中青々とした状態が保て、メンテナンスも楽なので、お子様がいるご家庭やペットを放し飼いにしたいご家庭にオススメです。
シンボルツリー
庭空間の象徴とも言われるシンボルツリーですが、見た目や憧れだけで植えてしまうと後悔してしまいます。
シンボルツリーも天然芝と同じように手入れなどの維持管理が必要になってきます。虫が寄ってきやすい植栽もあります。シンボルツリーを植えたいと考えている方は、お手入れのしやすさなどを調べて検討することをおすすめします。
駐車場スペースが狭かった
駐車スペースを狭くしてしまい、後悔する方はとても多いです。
十分な広さと思い駐車スペースをつくってみたものの、実際に駐車しようとすると狭くて駐車や乗り降りが大変なことがよくあります。ドアを開ける時や荷物を降ろす時など、駐車スペースを間違えると日々のストレスへとつながります。
また、駐車スペースをつくるときに小さな車だった場合、その大きさで駐車スペースをつくってしまうと、将来大きな車に買い替えた時などに停められなくなってしまいます。
今後のことも考えて、余裕をもってつくったほうがいいでしょう。
アプローチが滑る
玄関アプローチに、表面がツルツルしている素材を使用すると、とても滑りやすく危険です。雨の日は、特に滑り危なく感じるはずです。できるだけ、凹凸感のある素材や滑りにくい素材を選ぶことをおすすめします。
玄関前の階段
玄関前に階段があると、デザイン性がぐっと上がるというメリットがあります。しかし、高齢になると数センチの段差の上り下りも大変に感じる場合もあります。スロープなど、将来のことも考えたレイアウト設計も検討してみましょう。
オープン外構
オープン外構は、開放感があるというメリットがありますが、外から敷地内が丸見えのため、周囲からの視線が気になりクローズ外構にすればよかったと後悔される方も多いです。
オープン外構とクローズ外構の中間レイアウトとなる、セミオープン外構もあるので検討してみてください。
シンプルなアプローチ&駐車スペース
玄関アプローチや駐車場部分は、家の顔となる重要な場所です。費用を抑えるためにシンプルにし過ぎてしまうと、物足りないという思いが発生しがちです。
道路から見える一部分に、植栽エリアを設けるなど、色や素材の変化で彩りを加えるようにしましょう。
家づくりは一生に一度の大きな買い物です。たくさんの外構失敗事例を参考にして、新築外構プランを計画することで、少しでも後悔を防ぐことができるかと思います。
「新築外構工事で失敗しない方法」も参考にして、後悔のない素敵な外構を目指しましょう!