発泡スチロール素材でできた塀

今回は、ガーテリアが提供しているオリジナル商品「GTWALL(ジーティーウォール)」について簡単にご紹介させていただきます。
GTWALLについて
GTWALLとは、安心安全をコンセプトに、自由なデザインを可能にした画期的な建材です。従来のブロック塀とは違い超軽量でデザイン性に優れています。また、GTWALLは梱包用で使用されている発泡スチロールではなく、建材の断熱材などで使用されるものと同等の発泡材を使用しているため、十分な強度を持っており安心構造となっています。

GTWALLの特徴
1. 超軽量
発泡スチロールでできているので、とても軽く水にも浮くほどの質量です。コンクリートブロック塀の1/80の重さで、万が一外壁が倒壊することがあっても、大きな事故にならず安心できます。
2. デザインで差別化
GTWALLは、ブロック塀では難しい特殊な形状も簡単に実現できます。また、通常のブロック塀やコンクリート塀に比べデザインの自由度も高く、曲線や小窓を設けたり、表面の仕上げ方法も「吹付け」「塗り壁」「タイル張り」「コンクリート打ちっぱなし調」など豊富にあり、建物とのコーディネートが可能です。



3. 短期施工が可能
GTWALLは、人が持てる大きさまでのサイズを工場で組み上げてきます。現場では、鉄筋やコンクリートを流し込むための型枠などの施工が必要ないため、工期が短く早ければ数日で現場設置ができます。
4. 高さのある塀
軽くて丈夫なため、通常のブロック塀施工では実現できない、高さのある塀を作ることができます。






GTWALLの強度
GTWALLは、梱包用で使用される発泡スチロールとは違い、建材の断熱材などで使用されるものと同等の発泡材を使用しているため、十分な強度を有しています。また、EPS発泡材でできているため、自重による倒壊の危険性も少なく耐震性に優れ、風圧にも耐えられる特長を持つため安心です。
さらに、通常のアルミフェンス同等以上の基礎工事を行い、丈夫な鉄製の芯材を使用するので、強震度の揺れにも耐震性を発揮し、二次災害を軽減できることから、既存のブロック塀などに比べても安全性に優れています。
第三者機関による「衝撃」「水平荷重」「等分布荷重」性能試験でも優れた評価報告が示されており、GTWALLの耐久性を改めて示す結果となっています。


GTWALL耐年数
紫外線が一番の敵となり、紫外線を浴びなければ半永久的です。
※表面の仕上げに関しては、別途施工いたします。
GTWALL3種のコーティング
GTWALLの表面の仕上げに関しては、3種のコーティングがされています。紫外線の劣化を防ぎ強度を出すためにも、「下塗り」「中塗り」「上塗り」で特殊発泡パネルを守ります。
また、GTWALLは、比重が軽く、倒壊の危険性も少ない画期的な製法として特許(特許第7051143号)も取得しており、製品としての信頼性の高さを裏付けるものとなっています。


EPS発砲素材の可能性
GTWALLで使われているEPS発泡素材は、公共設備や高速道路等での採用実績があるほか、高速鉄道をはじめとした鉄道関連建材としても使用されています。その理由として、軽量による施工性の高さに加え、耐衝撃・耐水性にも優れ、土と同様の強度を誇ることが挙げられます。
また、冬場に凍結が発生しやすい寒いエリアでも使用されていることから、結露・水濡れ・水分による劣化も心配ありません。


以上、簡単ではありますが、コンクリートやブロック壁に負けない、軽くて丈夫な強度を誇るGTWALLについて紹介させていただきました。デザインの自由度も格段に高いため、戸建や集合住宅でのご利用をはじめ、多くの皆様に安全外構材としての認知が広がっています。
現在、外構の現場で施工される多くの壁や塀は、コンクリートやブロックでできていますが、今後は、ユーザーにも施工業者にもメリットの多いこのような建材が主流になるかもしれません。
これから、新築をご予定の方やリフォームをお考えの方は、目隠しフェンスと比較検討して、GTWALLを取り入れた外構塀も候補に入れてみてはいかがでしょうか?少しでも、ご興味をお持ちいただけましたらお気軽にご相談ください!