カーポート屋根掃除方法

カーポートは雨風・汚れなどから車を守ってくれます。長い間使用していると、葉やほこり、汚れが蓄積され、汚れてきます。そこで、今回は自分でできるカーポートの掃除方法をご紹介したいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

カーポートが汚れる原因

自然

風によって運ばれた葉や花粉、ほこり、土、鳥の糞などがカーポート屋根に付着し汚れを引き起こします。

大気中の汚染物質

大気中には車の排気ガス、工場排出物、煙などの汚染物質が存在します。これらの物質が雨水と反応して屋根に付着し、汚れや黒ずみの原因になります。

植物

カーポート周囲に木や植物がある場合、葉や花びら、実や樹液が屋根に落ちることがあります。これらの植物由来の物質がカーポートの屋根に付着し、汚れやシミを引き起こすことがあります。

雨水

カーポートの屋根に雨水が積もると、雨水中に含まれる鉱物や微粒子が屋根表面に残ります。時間とともにこれらの汚れが蓄積し、汚れた見た目を作り出すことがあります。

カーポートの老朽化

カーポートの屋根や柱が老朽化し、劣化している場合、その表面が汚れやカビに敏感になります。劣化した素材はより汚れが付きやすくなり、美観を損ねることがあります。

カーポートの屋根を掃除する手順

まず、カーポートの掃除をするにあたり、準備していただきたいものがあります。

・中性洗剤
・雑巾
・長い柄がついたスポンジ
・ホース
・脚立
これらを用意したら、カーポート屋根のお掃除に取り掛かりましょう。

①安全確保・準備

まず、カーポート掃除を始めるにあたりヘルメットを着用するなど、安全確保をおこないましょう。

②初期の掃除

まず、カーポート屋根に付着しているもの、葉っぱやゴミなどがあれば、取り除きます。延長ポールやブラシなどで、屋根の表面を軽く掃除し大きな汚れが落ちたら次のステップです。
※水を先にかけてしまうと、水分を含んで落としづらくなるので、水をかける前に掃除しておくことが大切です。

③中性洗剤の使用

最初に、水をかけて細かい汚れを落とします。落ちにくい鳥の糞や砂埃が蓄積した汚れがあり、水だけでは落ちないものは、中性洗剤やスポンジを使用し、屋根の表面を洗浄してください。
※中性洗剤を多く使うと、水で流す際に泡切れが悪くなるため、少量ずつ使うのがおすすめです。

④アルミ部分を拭く

最後にアルミ部分を水拭き、から拭きして仕上げます。

カーポート掃除の頻度

カーポート屋根の掃除の頻度は、年に1～2回が掃除の目安になりますが、お住まいの環境に応じて掃除してください。交通量の多い場所ですと、車の排気ガスの影響が多く汚れが付着しやすいため、もっとこまめな掃除が必要になるかもしれません。

カーポートを掃除するときに注意すること

①カーポートの上に乗らない

カーポートの掃除したい場所に届かなく、屋根の上に乗って掃除したいと思われる方もいるかと思いますが、カーポートの屋根は人の体重を支えるほどの強度はありません。乗ってしまうと、落下や屋根の破損等で怪我をしてしまう恐れがありとても危険なので注意しましょう。掃除道具を置くことも避けたほうがよいでしょう。

②中性洗剤以外は使用しない

酸性洗剤・アルカリ性洗剤・塩素系洗剤を使うと、屋根が変形したりヒビが入ったりする恐れがあるため、洗浄剤は必ず薄めたものを使用しましょう。

③カーポートの掃除は2人以上で行うこと

高い場所の作業になるので、脚立を使用する際は下で誰かに支えてもらうようにするなど、必ず2人以上で行うようにしてください。

④周囲に迷惑がかからないよう、気を付ける

水や洗剤を使用するので、掃除中にご近所さんや通行人にかかってしまうことがないよう注意しながら掃除を行うようにしましょう。

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