カーポートの選び方
カーポートの選ぶ際の注意点
カーポートを取り付ける際には、駐車場スペースやカーポートのサイズをしっかり考えてご検討するをおすすめします。
カーポートサイズは間違ってしまうと後悔に繋がってしまいます。カーポートの設置を検討をするうえで、乗り降りのスペースを考慮して余裕のある大き目のサイズを選ぶことがポイントです。
奥行は荷物の出し入れであったり、開閉スペースも考慮し、また、横幅方向の幅はドアの開閉・人の通路などの広さも計算にいれておきましょう。
今回は、カーポートのメリット・デメリットを知っていただき、家づくりの検討に役立ててもらえたらと思います。
カーポート設置をする際のメリット
1.雨や紫外線による車の劣化を防ぐ
車は紫外線を浴びることにより、塗装が劣化してしまいます。
カーポートを設けることで、色褪せ、変色などの車本体の劣化を軽減することができます。
車体色が、黒や赤、黄など原色に近い色の場合、その効果は顕著です。
2. 雨の日に濡れずに車に乗り降りできる
1番のメリットと言っても過言ではないかと思います。
乗り降りする時に屋根があることで、傘が不要で荷物の積み下ろしがとても快適に行えます。
また、お子様やご年配の方がいるご家庭の場合、日々の乗り降りの際、利便性が格段に向上します。
3.直射日光から車を守ってくれる
直射日光を軽減してくれるので、高温になりやすい車内の温度の上昇を抑えてくれます。
西日が当たる駐車場では、サンシェードと併用することで、車内温度を大幅に軽減することができます。
4.車を雪や霜から守ってくれる
真冬に雪や霜が降りた時、お湯をかけたり、アイドリングで待機する手間が無くなります。
カーポートの屋根が、車に霜が降りるのを防ぎ、朝方の出庫時の時短につながります。
5.鳥の糞や飛来物から車を守ってくれる
鳥の糞であったり、黄砂などの飛来物から車を守ってくれます。
糞をそのままにしていたり、細かい砂が塗膜に付着することで、洗車の際に細かいキズ汚れの原因にもなります。
カーポートを設置することで、そうした被害を軽減することができます。
カーポート設置する際のデメリット
1.柱が気になる
敷地が限られている場合など、カーポートを建てることにより、柱が邪魔になり駐車スペースが使いづらくなってしまうケースがあります。カーポートには、片流れタイプ・両足支柱タイプ・その他に後方支持タイプ等ありますので、柱が邪魔にならないタイプのものを選ぶことをおすすめします。
2.圧迫感を感じる
カーポートは面積が大きいので、設置場所やサイズなどにより圧迫感が出てしまうことがあります。
今は、洗練されたデザインのシンプルなカーポートがたくさん出ているので、家の外観に調和したデザインのカーポートを探していただければと思います。
3.設置費用がかかる
カーポートの設置には、「本体価格」と「施工費用」がかかってきます。カーポートのデザインやサイズにより費用は異なってきますが、安い金額ではありません。汎用タイプのカーポートなら費用も抑えることができますが、木目調などデザイン性の高い製品は、どのメーカーも費用が高めの傾向にあります。
4.買い替え時期が難しい
一度カーポートを設置してしまうと、別のカーポートにしたい時に撤去金額などがかかるため、簡単に買い替えが難しくなります。そのため、先々のライフプランを考慮した製品選びをする必要があります。
今回は、カーポートの選び方について、メリット・デメリットに分けて簡単にご説明しました。カーポートがあることで、愛車を霜や紫外線から守ってくれることはもちろん、乗り降りの際に雨に濡れない等、メリットの方が大きいかと思います。
設置目的や設置する駐車場の敷地状況にあわせて選んでいただき、メリットとデメリットを理解したうえで、お住まいに合うものをぜひ選んでみてください。こちらでもカーポートを紹介しています。