暑い夏はオーニング
今年の夏も非常に暑いですね。オーニングを設置し快適にすごしたいと思われる方も多いのではないでしょうか。オーニングの設置で涼しくなったり、様々なデザインがあるのでお庭を素敵に魅せてくれます。今回はそんなオーニングの魅力をお伝えできればと思います。
オーニングとは?
オーニングとは、日本語で「雨除け」「日除け」のことで、簡単にいうと「布製新指(ひさし)」のようなものを意味します。
シェードとは?
よく、オーニングとシェードの違いが分からないという方がみえます。シェードは、人工的に影を作るための布製の日よけのことで、テラスやデッキなどの天井へ取り付けます。柱などに固定し布をはるタイプが一般的です。シェードは日陰をつくるのが目的のため、オーニングよりも薄かったり網目が大きい布が多く雨の日は向いていないでしょう。
オーニングメリット
①直射日光をカット
日除けの効果があり、付けていなときと比べだいぶ涼しくなります。日差しをお部屋の外でカットしてくれるので、室内の温度上昇抑制になります。
②プライバシーの保護に
オーニングがあることで、プライバシーを確保することも可能です。上からの視線を遮ることができるオーニングは、住宅街や高い建物が多い場所におすすめです。
③冷房の電気代節約に
夏の日差しをカットしたいとき、オーニングは部屋の内側につけるカーテンやブラインドに比べて10倍ほど効果が高いと言われています。強い日差しが室内に入るのを防ぐことができるので、室温上昇を抑えて冷房効果を高めることに期待できます。
④雨除けになる
オーニングは撥水加工されたものが多く、雨をよける屋根としても活用できるでしょう。
⑤室内の温度や明るさを調整しやすい
商品により変わってきますが、多くのオーニングはキャンバス部分の角度や広さを変えることができるので、窓から室内に差し込む日差しの量を調整できます。
⑥紫外線をほぼ100%カット!?
オーニングの商品によって異なりますが、有害な紫外線をほぼ100%カットできるオーニングがたくさんあります。紫外線をカットすることで、心地よい日陰ができ、室内の床や家具などの日焼け対策にもなるでしょう。
⑦使用しないときは収納できる
テラス屋根であれば、常時その場所にあります。ですがオーニングであれば、必要なときは広げ、使わないときは収納ができます。部屋の明るさや、冬の日差しは取り入れたいと思ったときなど必要に応じて使用することができるでしょう。
オーニングデメリット
①風に弱い
普通の風は大丈夫ですが、台風の日のような風ですととんでいく可能性が高いため閉じておくことを推奨されています。天候に応じて、開閉しないといけないのは大変ですね。
②紫外線劣化しやすい
オーニングは一般的にテント地が使用されるので、カラフルであることが多いですが、そのような色は紫外線で劣化して薄くなりやすいです。2~3年使用するとだいぶ色褪せてしまうことがあるので、柄や色の選び方には気を付けましょう。
③視界を妨げる可能性
目隠しの効果で視界を妨げてしまうことがあるかもしれません。
④室温が下がる
夏は暑い日差しを遮ってくれるので嬉しいですが、冬は日差しが室内に入りにくく寒くなりやすいかもしれません。
⑤雨除けの効果が弱い
オーニングはテラス屋根と比較すると、雨除けの効果が低くなります。例えば洗濯を干すために屋根を設置したい場合などは、テラス屋根がおすすめです。
オーニングで快適なお庭生活を
①夏、室内の温度快適に
オーニングがあれば、真夏でもクーラーの冷却効率を上げることができ室内気温上昇を軽減してくれて快適に過ごすことができるでしょう。
②お庭で癒しを
暑さが和らいできたら、デッキの上で自分時間を楽しんだりとくつろぎの時間を過ごすのも楽しそうです。そんなときオーニングがあれば、強い日差しを和らいでくれて、心地良い日陰の中で楽しむことができます。
③デザインを楽しむ
オーニングには様々なデザインのものが出ています。自分のお好みに合わせておうちにあったものを選びお庭全体をトータルコーディネートすることができます。
オーニングの設置をすることで、お庭での過ごし方の幅を広げられ、快適な日常を送れるでしょう。汚れや開閉の手間などは増えてしまいますが、それを超える魅力があります。ぜひ、おうちに合ったオーニングを検討してみてください。