外構ここを出し惜しみすると後悔!
家づくりをおこなうにあたり、土地と住宅に多くの費用がかかります。
そして、外構工事にはどうしても節約しがちになります。
そこで今回は、費用を抑えたことで後悔した外構工事についてまとめてみました。
お庭を山砂整地にした事
山砂で覆われたお庭は、綺麗に整地されていても、強い風が吹けば砂が舞い上がり学校の運動場みたいになってしまいとても大変です。
また、靴に付いた砂を玄関に運ぶ事になるので玄関が汚れやすくなったり、外で洗濯物を干す時には砂埃で汚れてしまうでしょう。
比較的費用が安い山砂ですが、後悔する事が多い施工のひとつです。
防草シート
防草シートとは、草が生えてこないように敷くシートです。
メッシュ状のシートが太陽の光を遮断してくれ、雑草の成長を止める効果があります。
予算を削って人工芝の下に防草シートを敷かなかったことにより、人工芝の隙間から雑草が生えてきて大変だったり、価格の安いものにしたら、紫外線により早く劣化、また、防草シートを突き破って雑草がでてきたりと後から後悔する方が多いです。
安い防草シートは、目が粗かったり、耐久性に劣る商品もございますので、気を付けましょう。
カーポートの大きさ
例えば、車は2台あるのにカーポートを少しでも安く抑えようと、1台分しかつけない方がみえますが、車の劣化が早くなったり洗車の手間が増えたりと後悔する方が多いです。
また、柱が片方しかない片持ちカーポートの場合は、積雪や台風の時に破損する可能性が高く、買い替える事を考えるのであれば、最初から両側に支柱がついたタイプをおすすめします。
幅が狭いカーポートを選べば、価格はその分安くなり、コンクリート敷きの面積も少なくなるので費用も抑えることができます。その分、駐車しにくいのはもちろん乗り降りのしにくい駐車場になってしまいます。
費用を抑えた金額より車の修理代の方が高いなんてことにならないように、将来のことも考えてカーポートのサイズを決めましょう。
コンクリートの施工範囲
コンクリート敷きの施工範囲を最小限にしてしまい後悔した人がとても多いです。
駐車場をコンクリートにする方は多いですが、全面コンクリートにすると費用も高くなるので、駐車場のタイヤが乗る部分だけをコンクリート敷きにされる方がいます。
費用が抑えれる分デメリットとして、隙間から雑草が生えてくるのでお手入れが大変だったり、その隙間へ防草シートと白玉石を埋めたらコンクリート敷とそれほど費用が変わらず、それだったら最初から駐車場スペースは全面コンクリート敷きにすれば良かったと思われる方もみえます
面積によりますが、数万円を惜しむと、後々手間もかかるため、駐車場は全面コンクリートをおすすめします。
外構工事は節約しがちですが、後から「もっとこうすれば良かった・・・」と後悔する事がないよう、今回の記事を参考にしていただけたらと思います。
後悔する原因は準備不足です。建物に時間をかけるように外構にもしっかりと時間をかけて計画を立てて下さいね。