買ってはいけない土地
土地というのは、いろんな個性のある土地があります。
安い買い物でもないので、購入した後に後悔をしたくないですよね。
そこで、今回は買ってはいけない土地についていくつかまとめてみましたので、参考にしていただけたら幸いです。
擁壁が破損している土地
擁壁とは?
道路より高台にある土地が斜面の崩壊を防ぐための役割をする構造物です。
擁壁が破損している土地は、修繕や新設費用が多額にかかるため買わない方がいい土地です。
形がいびつな土地
形がいびつな土地は坪数の割に建物を建てられる範囲が小さく限定されるため、できるだけ長方形や正方形などの整形地に近い土地を基準に購入することをおすすめします。
また、凹凸のある場合も土地の凹凸に合わせて建物を建てることになり、建築費用が高くなります。
水はけが悪い土地
水はけが悪い土地は、湿気によるカビやシロアリの被害がおきやすかったり、台風や豪雨時に浸水の危険が高まりやすくなります。
斜面に盛土した土地
斜面に盛土した土地は、がけ崩れや地滑りのリスクがあるため、買わない方がいい土地です。
盛土は人工的に土砂を埋め立てフラットな地盤をつくることをいいます 急角度な斜面ほど災害時のリスクが高まるでしょう。
境界が不明確な土地
境界がない土地を購入してしまうと、明確な敷地面積が分からない為銀行から適正な担保評価を受けられず、住宅ローンを貸してもらえない弊害が出てきます。
また、隣の方と境界の事で後で揉めてしまう事も考えられます。
土地は資産なので、数センチ境界がずれるだけでも何十万~何百万円の差が出てきてしまう為、境界はしっかりと確定しておくべきです。
災害や地盤や弱い土地
災害には色々な自然災害がありますが、その後に起きる津波、川の氾濫、土砂災害などの二次災害をできるだけ予想しておく事が大切です。
津波などは、ハザードマップで調べある程度の被害想定地や予想地がわかります。
川の氾濫も近くに危険度の高い川があるかを確かめ、大きさや深さなどをチェックしておきましょう。
家づくりで、土地を購入する人は初めての方が多いかと思います。
土地購入の際は、買ってはいけない土地をしっかりと見分け、専門家の意見も聞きながら余裕を持ったスケジュールで購入することを心がけましょう。