カーポートバルコニー
カーポートバルコニーは、カーポートの上をフルバルコニーとして利用でき、狭い敷地でも有効利用ができるため注目を集めています。今回は、カーポートバルコニーについて詳しくご紹介したいと思います。
カーポートバルコニーとは
カーポートバルコニーとは、ウッドデッキやバルコニーが付いているカーポートのことで、様々な種類があります。バルコニーはカーポートと同じくらいのスペースがつくれるため、広々としており、色々な活用方法があり楽しむことができます。
カーポートバルコニー種類
①独立型
住宅とは別に単独で設置できるタイプです。屋上のバルコニー部分へ出入りするための階段は必要になりますが、住宅の向きや位置に関係なく自由に配置できることがポイントです。
②壁付け型
住宅の壁とカーポートバルコニーが接しているタイプです。住宅の部屋から直接出入りがしやすく、使い勝手がよいのが特徴です。
カーポートバルコニー設置メリット
敷地の有効活用ができる
通常であれば、カーポートの屋根を土地として使用することはできないですが、ウッドデッキを設置することで、敷地として活用することができます。
お庭のスペースが取れない場合に、カーポートバルコニーをお庭代わりに使用するのもおすすめです。
カーポートバルコニー費用
カーポートバルコニーを設置する際にかかる費用は、150万円~200万円と言われています。
①車1台:100~200万円程
②車2台:約150~250万円程
費用は、塗装の種類や仕様する素材、階段の有無などによって変わってきます。
カーポートバルコニー活用方法
①洗濯物干しスペース
洗濯物が干せるスペースをつくることができます。
②子どもの遊び場
広さを利用して、子供の遊び場のスペースにすることもできます。バルコニーで遊ばせてあげれば、道路に飛び出すということがなく、安心です。高さがあるので、落下しないようにだけ対策をするようにしましょう。
③食事
バルコニースペースでは、お食事を楽しむことができます。ガーデンファニチャーを置いて、美味しいご飯合を食べたり、シートを広げてピクニックをするなど、非日常感を味わうのはどうでしょうか。
④ガーデニング
プランターを置いて、家庭菜園やガーデニングを楽しむこともできます。
⑤バーベキュー
バルコニーでバーベキューを、家にいながら楽しむことができます。夜はテントを張り、キャンプ気分を味わうのもいいですね。
バルコニー設置、気を付けるポイント
①施工が難しい場合がある
すでに住宅が建っていて、壁付け型のカーポートバルコニーを取り付けたい場合、状況によって設置が難しい場合があります。壁付け型は、住宅とバルコニーが繋がっている部分に窓やドアがないといけないので、場合によっては改築になり費用が高額になるか、独立タイプにする必要があるでしょう。
②フェンスの高さ
小さな子どもがいる場合、転落してしまわないようにフェンスの高さに注意しましょう。
③防犯面
空き巣などは、ベランダから侵入することが多いと言われています。フェンスが目隠しになってしまわないように網目を大きくしたり、外階段を付ける場合はセンサーライトを設置するなど、防犯対策も併せて行うことが大切です。
④排水溝機能の確保
バルコニーに水が溜まり、他のものが濡れてしまわないように、排水機能の確保を行いましょう。排水溝が詰まっていないかこまめにチェックすることも大切です。
カーポートバルコニーを選ぶ際は、使い勝手を考慮し独立型と壁付け型どちらにするかを考え、次に壁材、色合いや素材などを選んでいきましょう。今回の記事を、参考にしてみてください。